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毎日新聞(地方版)に掲載されました

2017年6月2日(金)、毎日新聞で、適塾にて開催中の特別展示「新発見!緒方洪庵夫人・八重のてがみ」が紹介されました。

 

2017年06月07日

平成29年度適塾見学会(夏季)開催

6月4日(日)、適塾見学会(夏季)を開催しました。
「適塾とその周辺をたずねる」をテーマに、天満橋周辺から見学会を開始。
村田路人教授(文学研究科、適塾記念センター兼任)の案内で、大阪にある幕府役所跡や釣鐘屋敷跡などを訪れました。

 

釣鐘屋敷跡
釣鐘屋敷跡にて

 

ここから高麗橋を渡って適塾へ。途中、豪商三井家の屋敷跡や幕末期、洪庵が開いた種痘所である大坂除痘館の跡も見学しました。

適塾では、日頃見ることのできない史料をご覧いただきました。

 

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適塾内での解説の様子

 

暑い中ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

2017年06月07日

船場経済新聞に掲載されました

2017年5月31日(水)、広域船場圏のビジネス&カルチャーニュースを発信する船場経済新聞で、適塾にて開催中の特別展示「新発見!緒方洪庵夫人・八重のてがみ」が紹介されました。

記事は下記リンクからご覧いただけます。

「大阪・適塾で特別展示 緒方洪庵夫人の自筆書状初公開も」

 

 

2017年05月31日

NHKニュース(関西のニュース)で取り上げられました

2017年5月30日(火)15:05のNHKニュース(関西のニュース)で、特別展示「新発見!緒方洪庵夫人・八重のてがみ」が紹介されました。

2017年05月30日

読売新聞夕刊(大阪本社版)に掲載されました

2017年5月26日(金)読売新聞夕刊(大阪本社版)に、新出の八重書状が紹介されました。

取り上げられた書状は、特別展示「新発見!緒方洪庵夫人・八重のてがみ」(5月30日(火)~6月11日(日)、月曜休館)で展示されています。

2017年05月30日

平成29年適塾特別展示「新発見!緒方洪庵夫人・八重のてがみ」開催

本日より、特別展示「新発見!緒方洪庵夫人・八重のてがみ―“良妻賢母”の知られざる素顔―」を開催しております。

 

 

展示風景(書斎)

 

書斎では八重の生涯について、解説パネルを展示しています。

 

 

洪庵の輝かしい業績は、妻・八重の支えなくして語ることはできません。

夫を支え、その急死後も子らを立派に育てあげ、適塾生たちから母のように慕われた八重の人物像は、“良妻賢母”として理想化され、ともすれば完璧すぎるきらいがありました。

しかし近年、適塾に伝わった屏風の下張りから、八重の書状が新たに発見されました。

発見された書状の多くは家族に宛てたもので、文面からは、八重の人間らしい感情が伝わってきます。

 

展示風景(家族部屋)

家族部屋では、新たに見つかった八重の書状のうち、主だった5点を展示しています。

 

 

特別展示は本日より6月11日(日)まで、適塾1階において開催しております(10:00~16:00開館、月曜休館)。

皆様のご来館を心よりお待ちしております。

2017年05月30日

2016年特別セミナー「細い橋~オランダ国立博物館所蔵品が語る日蘭関係史」開催

2016年10月12日(水)大阪大学豊中キャンパスにて特別セミナー「細い橋~オランダ国立博物館所蔵品が語る日蘭関係史」が開催されました。

オランダと日本の交流の歴史について、オランダ国立博物館の収蔵品を通じてさまざまな角度から考証がなされました。

ヤン・デ・ホント氏とメンノ・フィツキ氏(同館歴史部門研究員)の講演につづき、古谷大輔准教授(大阪大学言語文化研究科)のコメントがなされました。

所蔵品の細やかな調査と、オランダ・日本双方の歴史的背景を踏まえた分析はたいへん興味深く、その後の質疑も大いに盛り上がりました。

所蔵品の紹介と両氏の研究成果は、近著 Jan de Hond and Menno Fitski, A narrow bridge - Japan and the Netherlands from 1600. Nijmegen: Uitgeverij Vantilt, 2016. でも述べられています。

 

デ・ホント氏の講演

デ・ホント氏による講演の様子

 

フィツキ氏による講演

フィツキ氏による講演の様子

 

古谷准教授によるコメント

古谷准教授によるコメント。右から、古谷准教授、松野明久教授、フィツキ氏、デ・ホント氏。

 

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

 

2016年10月13日

特別展示「洪庵・惟準から伝わる適塾の至宝」開催

2016年4月25(月)より、特別展示「洪庵・惟準から伝わる適塾の至宝」が開催されました。

5月31日(火)~6月12日(日)適塾での開催に先駆けて、大阪大学会館にてプレ展示を開催しています。

緒方洪庵肖像や「扶氏医戒之略」「除痘館記録」をはじめ、緒方洪庵やその子・惟準から緒方家に伝わった貴重な史料を公開しております。

この機会に是非足をお運びください。

なお、プレ展示は5月1日(日)、2日(月)のいちょう祭中も公開しております。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 

2016特別展示プレ展示

 

【概要】

特別展示「洪庵・惟準から伝わる適塾の至宝」

大阪大学会館 4月25日(月)~5月13日(金)(土日祝閉館、5月1日(日)は開館)10:30~17:00

適塾 5月31日(火)~6月12日(日)(6月6日(月)閉館)10:00~16:00

 

2016年04月28日

特別展示「西洋の知と適塾」開催

2015年9月15日(火)から27日(日)まで(24日(木)休館)、適塾において、特別展示「西洋の知と適塾」を開催しております。

 

洪庵は大坂・江戸・長崎で蘭学を修めたのち、適塾を開き、医療と門弟の教育に力を注ぎます。

適塾における洪庵の活動は、西洋の知の資源たる洋書によって支えられていました。

今回の特別展示では、当センターが所蔵する適塾関係資料から、近世日本における西洋の知の受容について示す書物や、洪庵が翻訳・執筆した著書とその原書、適塾出身者が所持し「洪庵文庫」に提供した洋書等をご紹介いたします。

 

2015特別展示書斎

『解体新書』をはじめ、西洋の知の受容についての書物を展示

 

2015特別展示家族部屋

適塾出身者の洋学研究に関する史料も公開

 

この機会に、是非適塾に足をお運びください。

皆様のご来館をお待ちしております。

 

2015年09月16日

第8回適塾講座

去る7月18日(土)、25日(土)、8月1日(土)の3日間にわたり、第8回適塾講座が開かれました。

今回は「伝統と革新―阪神地域と世界市場をつなぐ技術―」をテーマに、3名の専門家の方ご講演いただきました。

 

第1講座 7月18日(土)

髙橋 京子(大阪大学総合学術博物館資料基礎研究系(兼)大学院薬学研究科伝統医薬解析学分野准教授)

「薬食同源の観点から見た酒―「酒は百薬の長」を科学する―」

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第2講座 7月25日(土)

大石 高志(神戸市外国語大学准教授)

「燐寸の創造性と想像力―明治・大正期の阪神地域における輸出地場産業の形成―」

20150725大石先生

 

 

第3講座 8月1日(土)

藤井 英俊(大阪大学接合科学研究所教授)

「なんと、鋼を溶かさず接合する―摩擦攪拌接合―」

20150801大石先生

 

コーディネーター

古谷 大輔(大阪大学大学院言語文化研究科准教授)

 

阪神地域の産業を支えた技術のなかから、酒・燐寸・溶接といった生活に密接に関わるものが紹介され、身近な技術の世界への広がりが伝えられました。伝統的な技術と最先端の技術との双方が着目され、「伝統と革新」というテーマに相応しい講座となりました。講師の先生方、ご参加いただいた皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。各講演の内容は、2016年度に刊行される『適塾』誌に掲載される予定です。

2015年08月11日

ハルメン・ボイケルス教授来訪

2015年7月10日(金)、ハルメン・ボイケルス教授(ライデン大学図書館スカリゲル教授、長崎大学教授、大阪大学招へい教授)が適塾記念センターに来訪されました。

ボイケルス教授はオランダにおける貴重史料の保存・管理や、医学・薬学の歴史についてお詳しく、当センターでも緒方洪庵関係史料の一部をご覧になりました。

史料の閲覧の際にも洪庵と当時の医学についてスタッフとの間に質疑・意見が飛び交い、非常に充実した時間となりました。

 

 

ボイケルス招へい教授とセンタースタッフ

ボイケルス教授とセンターのスタッフ

 

翌11日(土)にはサンケイホールブリーゼで行われた大阪大学司馬遼太郎記念学術講演会「幕末への道―世界史のうねりと日本の知性―」において、「適塾―新しい世界への扉―」と題してご講演されました。

ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。

 

2015年07月17日

平成27年度適塾見学会(夏季)開催

5月31日(日)、適塾見学会(夏季)を開催しました。

「適塾とその周辺をたずねる」をテーマに、大江橋から見学会を開始。

村田路人教授(文学研究科、適塾記念センター兼任)の案内で、現在では埋め立てられてしまった蜆川(曾根崎川)の跡を辿り、蔵屋敷が立ち並んでいた地域を訪れました。

 

大江橋駅構内での解説

大江橋駅構内にて

 

蜆川に沿って進み、堂島川と土佐堀川を渡って適塾へ。

中之島では今春建てられた、華岡流の医学塾・合水堂跡の碑も見学しました。

 

合水堂の碑

合水堂跡の碑にて

 

適塾では、日頃見ることのできない史料をご覧いただきました。

暑い中ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

2015年06月04日

『大阪大学適塾記念センター所蔵 適塾関係資料目録』刊行

2015年3月末、『大阪大学適塾記念センター所蔵 適塾関係資料目録』を刊行いたしました。

本目録には、2014年3月現在、当センターが所蔵・管理する「適塾関係資料」のうち、整理が完了している資料が収録されております。

目録刊行は、センター設立以前から適塾記念会において計画されていたものであり、今回の刊行は従来の調査・研究の成果の蓄積によって実現したものです。

貴重な資料を適塾記念会および適塾記念センターに託してくださった多くの方々や、それを守り伝えた関係者の皆様に改めて感謝するとともに、今後の資料保存・管理に向け思いを新たに努めて参る所存です。

刊行後は、各図書館・資料館等へ収めさせていただきました。

 

『適塾関係資料目録』

 

 

2015年05月25日

適塾記念会会誌『適塾』47号刊行

適塾記念会会誌『適塾』47号が発刊されました。

本誌は適塾記念センター・適塾記念会の活動と、適塾および緒方洪庵、その関連分野に関する研究成果等をお伝えするものです。講読ご希望の方は、適塾記念会にご入会ください。

 

『適塾』47号表紙 

本号に収録された論考は以下の通りです。

 

巻頭言 改修と地層                   永田 靖

  ―大阪大学適塾記念センターのめざすもの

 

■適塾特別展示

緒方洪庵・適塾と近世大坂の学知 廣川和花

平成の改修                         廣川和花

  ―歴史遺産を未来へ―

 

■適塾耐震改修工事

適塾の平成の耐震改修に至る道   江口太郎 

 

■洪庵忌―適塾の夕べ―

基礎医学研究からアカデミア発創薬へ  

                                             米田悦啓 

近代日本の研究開発体制     澤井 実

 

■第六回適塾講座

第六回適塾講座の記録      澤井 実

スイスの病院史          ピエール=イヴ・ドンゼ

戦後の外資系製薬企業      竹内 竜介 

  ―日本事業の展開プロセス

日本からみた一九八〇年代以降の世界ワクチン産業の衰退と再生 

                ジュリア・ヨング 

 

■適塾記念講演会

大坂・京都のキリシタン             岡美穂子 

  ―受容における特徴から―

緒方洪庵の薬箱由来生薬の本草学的意義と東西融合医療 

                                             髙橋京子 

 

■第三回適塾見学会

第三回(平成二五年度)適塾見学会の記録 

                                             村田路人・福田舞子 

 

■特別展ミュージアムレクチャー

蘭学と洋風画                            勝盛典子

  ―石川大浪をめぐって

ロシア使節プチャーチンの来航と大坂・下田 

                                              西澤美穂子 

 

■書評

『種痘伝来 日本の〈開国〉と知の国際ネットワーク』 

                                              鈴木晃仁 

『歴史における周縁と共生 女性・穢れ・衛生』 

                                              廣川和花

■史料紹介・調査報告

新収の村上代三郎関係資料について 

                                              福田舞子・二宮美鈴

志士時代の橋本左内(五)           前川正名 

  謹慎期の漢詩を中心として(二)・橋本左内漢詩研究(十一)

 

■適塾をめぐる詩と書 第四回

酒を江湖に戒むるは 事 之有り 長与専斎 

                                              合山林太郎

■適塾記念会と適塾記念センター

適塾記念会の歩み(その41)        木下タロウ

適塾記念センターの歩み(その3) 廣川和花

 

 

1~最新号の目次は、こちらをご覧ください。

 

今後ともよりよい誌面をお届けできるよう努めてまいりますので、ご一読ただければ幸いです。

2014年12月02日

平成26年度大阪大学適塾記念講演会開催

11月26日(水)、大阪大学中之島センターにおいて適塾記念講演会が開催されました。

大阪大学の第一線の研究者お二方から、医の歴史と未来について、それぞれご講演いただきました。

 

講演1「外科学の新展開―心筋再生治療―」

澤 芳樹 大阪大学大学院医学系研究科教授

澤先生による講演の様子

 

講演2「日本中世は呪術からの解放の時代か?―中世仏教の合理と非合理―」

平 雅行 大阪大学大学院文学研究科教授

平先生による講演の様子

 

最先端医療の現場から心筋再生治療の可能性を提示された澤先生、日本中世の仏教と医をはじめとする当時の学問の関連性について展開された平先生、両先生の熱のこもった講演を受け、会場からも多くの質問が寄せられました。

この場を借りて、講師の先生方とご参加いただいた皆様に御礼申し上げます。

2014年11月29日

平成26年度適塾見学会〈秋季〉

11月22日(土)、適塾記念会の会員を対象に適塾見学会〈秋季〉が開催されました。

適塾からほど近くの、くすりの町として知られる道修町をテーマに、少彦名神社の祭礼「神農祭」当日に見学会を行いました。

見学会は、野高宏之先生(奈良県立大学教授)のご講演「江戸時代の長崎貿易と船場」から始まりました。近世における道修町の薬種売買の成り立ちと長崎貿易における大坂の役割についてご講演いただきました。

 

野高先生による講演の様子

 講演の様子

 

講演終了後、俵物会所跡を経由し、神農祭で賑わう道修町へ。

杏雨書屋展示室、くすりの道修町資料館を見学後、少彦名神社で解散となりました。

旧小西家住宅前にて

道修町での見学の様子

 

皆様のご協力のおかげで、スムーズに会を終えることができました。

この場をお借りして、講師の先生、見学地で解説いただいた皆様、参加者の皆様に御礼申し上げます。

 

適塾見学会は、適塾記念会会員の皆様を対象に、春と秋の年2回開催しています。案内及び参加ご希望の方は、適塾記念会にご加入ください。

 

2014年11月29日

公開講座フェスタ2014

11月10日(月)、例年適塾記念会として講座を開講している阪神奈大学・研究機関生涯学習ネット「公開講座フェスタ2014」において、合山林太郎先生(大阪大学コミュニケーション・デザインセンター准教授、大学院文学研究科・適塾記念センター兼任)による講演「政治家・企業人の自伝から近代日本の文学を考える」が行われました。

 

近代日本の政治家・企業人の読書体験を解き明かし、その研究上の重要性が説かれました。

 

合山先生講演(公開講座フェスタ2014)

講演の様子

 

活発な質疑応答に加え、講座修了後にも、受講者と先生との間で自身の読書体験に関して話し合われるなど、充実した講座となりました。

ご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。

2014年11月12日

第7回適塾講座

2014年9月27日(土)、10月4日(土)、11日(土)の計3回にわたり、第7回適塾講座を開催しました。

今年度のテーマは「未知なる江戸の外交史―適塾を育んだ世界との交流」とし、3名の講師の方々にご講演いただきました。

 

9月27日(土)

「「華夷変態」から蘭学へ―蘭学受容の歴史的前提」

木村 直樹 長崎大学多文化社会学部准教授

木村直樹先生3
 

10月4日(土)

「未知なる太平洋と日本の開国」

後藤 敦史 大阪観光大学国際交流学部専任講師

 後藤敦史先生

 

10月11日(土)

「アジアとヨーロッパを繋ぐ媒介者たち―蘭学を刺激したヨーロッパ出身者の事情」

古谷 大輔 大阪大学大学院言語文化研究科准教授

 古谷大輔先生

 

コーディネーター

古谷 大輔 准教授(同上)

 

一般に「鎖国」と呼ばれる状態にあった時代の日本が、アジアや太平洋地域、ヨーロッパとどのような関係を築いていたのかについて、それぞれの最新の研究成果に基づいたご講演をいただきました。講師の先生方、ご参加いただいた皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。各講演の内容は、2015年度に刊行される『適塾』誌に掲載される予定です。

 

「適塾講座」は、例年9~11月頃にテーマを決めた3連続の講演を開催するもので、適塾記念会会員をはじめ、どなたでもご参加いただけます(要申し込み、参加費は記念会会員優待)。皆様の来年度の講座へのご参加をお待ちしております。

2014年10月15日

適塾耐震改修工事完了・再オープン記念 大阪大学シンポジウム2014

2014年9月21日(日)、適塾耐震改修工事完了・再オープンを記念し、大阪大学シンポジウム「適塾 平成の改修~未来へ守り伝えるために」が大阪大学中之島センターにて行われました。

基調講演、座談会ともに、2012年1月から行われた耐震補強計画に携わった専門家をお招きしました。

 

第一部 基調講演

「幕末期大坂地域と洪庵・適塾」

村田 路人 大阪大学大学院文学研究科教授

 

「適塾の建築史的・文化財的価値について」

谷 直樹 大阪くらしの今昔館館長

 

第二部 座談会

「文化財を守り伝えるために」

瀧野 敦夫 奈良女子大学研究院生活環境科学系講師

岩本 馨 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科講師

西川 英佑 文化庁文化財部参事官付・文部科学技官

 

ファリシテータ

江口 太郎 適塾記念センター招へい教授

 

適塾の耐震改修工事に際しては、文化財建造物保存や耐震工学の学識経験者とともに検討を重ねてきました。

今回のシンポジウムでは、これに関わった専門家に、適塾の歴史的・文化財的価値や、今後の保存活動にいかに取り組むべきかについて議論していただきました。

 

20140921シンポ 村田教授基調講演

村田教授による基調講演(写真提供:本学広報課)

 

20140921シンポ 谷館長基調講演

谷館長による基調講演(写真提供:同上)

 

座談会においては、会場からも、今回の耐震改修工事で用いた工法や、今後の保存のあり方について質問・意見が寄せられ、活発な議論がなされました。

 

20140921シンポ 座談会

座談会の様子。左から、江口招へい教授、瀧野講師、岩本講師、西川文部科学技官(写真提供:同上)

 

また、ロビーでは耐震改修工事に関する解説パネルと、実際に用いられている複合鋼板耐震壁、および仕口ダンパー・耐震リングのカットモデルを展示し、ご来場の皆様にご覧いただきました。

この場をお借りして、登壇者と参加者の皆様にお礼申し上げます。

 

20140921シンポ ロビー展示

パネルとカットモデルの展示

2014年09月25日

屏風下張り文書の剥がし作業

2014年5月から6月にかけて、屏風の下張りに使われていた古文書を剥がす作業を行いました。

 

古い襖・屏風・衝立などは、骨組みの上に多くの和紙を張り強度を持たせています。

当時不要となった反故紙(手紙や帳簿など)が下張りに使われましたが、今となってはこれら下張り文書も貴重な史料です。

 

屏風解体作業前

作業に入る前。何枚も和紙が貼り重ねられています。

 

今回は文化財の修復やレプリカ作成の専門家である工房レストアの平田社長によるワークショップを開催し、本学大学院文学研究科日本史研究室の学生・院生と一緒に、下張りの基本知識や作業のコツを教えていただきました。

 

屏風はがし中の様子

下張り文書を剥がす作業中。

 

ワークショップの様子はこちらでも紹介されています。是非ご覧ください。

工房レストアの「こんなんやってまんねん」

 

 

屏風半面終わり

片面だけ剥がし終わった様子。残り半分です。

 

ワークショップの後も作業を継続し、およそ1ヶ月半をかけて、二曲一隻の屏風の下張りを剥がし終わりました。

下張りに使われていた古文書は、適塾関係史料としてセンターで保存し、調査研究に活用していきます。

2014年07月10日