適塾の建物は、昭和51年（1976年）から昭和55年（1980年）にかけて文化庁により行われた「昭和の大改修」（https://readyfor.jp/projects/tekijuku3d）以降、一般公開を開始しました（大人100円・子ども50円）。

その後、文部省（当時）の通達などによる数次の参観料改定を経て、平成16年（2004年）の国立大学法人化以降は、消費税率改定に伴う改定（平成26年（2014年）：一般260円・学生140円・生徒無料、令和元年（2019年）：一般270円・学生140円・生徒無料）のみにとどめ、自助努力による維持管理に努めてまいりましたが、昨今の諸物価・人件費高騰などにより、本年10月1日から参観料を改定いたします。

　^*学生：大学生、高校生又はこれらに準ずるもの

現存する唯一の蘭学塾の遺構であり、江戸末期大坂の貴重な町家建築である国指定重要文化財・適塾の建物を後世に守り伝えるため、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。