活動日誌
11月30日(水)中之島センター佐治敬三メモリアルホールにおいて適塾記念講演会を開催しました。本講演会は、大阪発のオリジナルな学術、文化の成果をお話いただく講演会であり、今回は適塾記念センター開所記念講演会と位置づけ、大久保規子法学研究科教授に「環境政策最前線-リオ会議20周年に向けて-」及び吉川秀樹医学系研究科教授に「整形外科の歴史と最先端治療」と題して講演いただき、約80名の参加者がありました。
大久保教授
吉川教授
11月30日(水)、中之島センター9階交流サロンにおいて、適塾記念センター開所式が挙行され、マルガリータ・ボット在大阪・神戸オランダ総領事にも参列いただき、総長、役員、部局長等が出席されました。式は、木下タロウ副センター長の司会で開会し、センター紹介映像を放映の後、平野俊夫総長から、開所にあたって、大阪大学の源流である適塾の保存と顕彰事業等について、当センターが責任を持ってしっかりと行ってゆく旨の力強い挨拶があり、江口太郎適塾記念センター長による概要説明、来賓を代表して、多田羅浩三大阪大学名誉教授、適塾記念会幹事から祝辞をいただきました。
平野総長からの挨拶
多田羅名誉教授からの祝辞
11月18日(金)さいかくホールにおいて、今年で14回目を迎える「公開講座フェスタ2011」が開催され、大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県の29の大学・研究機関が参加して全31講座が開講されました。大阪大学並びに適塾記念会として本年は、
村田路人文学研究科教授による「江戸時代の開発と治水」と題した講義が行われ、約60名が受講されました。
講義を行う村田教授
9月6日、10月4日、11月1日(いずれも火曜日)の3回にわたり、中之島センターを会場に適塾講座を開催しました。これまでは適塾記念会の会員を対象とした講座でしたが、今年度から一般受講者も募り、澤井 実経済学研究科教授による「大阪の産業発展と大阪高等工業学校・大阪帝国大学工学部」と題した講義が行われ、各回約20名が受講されました。
講義を行う澤井教授
10月30日(日)第2回適塾見学会を開催しました。この見学会は適塾記念会会員を対象に、適塾及び緒方洪庵に縁のある史跡等を訪ね、本学教員により専門的な解説を行う事業で、今回は約20名の参加者が、緒方洪庵、八重夫人の墓所である龍海寺や大坂の蘭学者の墓地等を訪れました。
緒方洪庵、八重夫人の墓所(龍海寺)で説明する橋本孝成適塾記念センター特任研究員(上)