活動日誌
9月30日(土)、平成29年度適塾見学会(秋季)を開催しました。
今回は「蘭学者・川本幸民のふるさと三田」をテーマに、兵庫県三田市にお邪魔しました。
川本幸民は、幕末を代表する蘭学者であり、緒方洪庵と同じ文化7年(1810)生まれ、洪庵が若き日に江戸の蘭学者・坪井信道の塾で修業をした際の同窓生でもあります。
松永和浩准教授、福田舞子特任研究員による案内のもと、三田駅から武庫川を渡って三田城跡へ。
三田藩の成り立ちを解説したのち、川本幸民顕彰碑や旧九鬼家住宅資料館、日本基督教団摂津三田教会、英蘭塾跡などを見学しました。
旧九鬼家住宅資料館ではスタッフの方に、摂津三田教会では牧師先生に、それぞれ解説をいただきました。
英蘭塾跡(幸民が明治元年(1868)に三田で開いた学塾)
その後、三田藩医の邸宅跡、川本幸民出生地などを経由して、妙三寺へ。
妙三寺は詩人・三好達治が幼年期を過ごしたことで有名ですが、こちらに砲術の奉納額が納められているので、ご住職のご厚意で見学させていただきました。
妙三寺
当日は天候にも恵まれ、よい見学日和となりました。
ご参加いただいた皆様、また、見学に際してご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
2017年6月2日(金)、毎日新聞で、適塾にて開催中の特別展示「新発見!緒方洪庵夫人・八重のてがみ」が紹介されました。
6月4日(日)、適塾見学会(夏季)を開催しました。
「適塾とその周辺をたずねる」をテーマに、天満橋周辺から見学会を開始。
村田路人教授(文学研究科、適塾記念センター兼任)の案内で、大阪にある幕府役所跡や釣鐘屋敷跡などを訪れました。
釣鐘屋敷跡にて
ここから高麗橋を渡って適塾へ。途中、豪商三井家の屋敷跡や幕末期、洪庵が開いた種痘所である大坂除痘館の跡も見学しました。
適塾では、日頃見ることのできない史料をご覧いただきました。
適塾内での解説の様子
暑い中ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
2017年5月31日(水)、広域船場圏のビジネス&カルチャーニュースを発信する 船場経済新聞 で、適塾にて開催中の特別展示「新発見!緒方洪庵夫人・八重のてがみ」が紹介されました。
記事は下記リンクからご覧いただけます。
2017年5月26日(金)読売新聞夕刊(大阪本社版)に、新出の八重書状が紹介されました。
取り上げられた書状は、特別展示「新発見!緒方洪庵夫人・八重のてがみ」(5月30日(火)~6月11日(日)、月曜休館)で展示されています。