活動日誌

2012年度後期 大阪大学21世紀懐徳堂 i-spot講座

2013年3月2日

去る2月27日(水)、2012年度後期の大阪大学21世紀懐徳堂i-spot講座が終了いたしました。

i-spot講座は、大阪大学が大阪市計画調整局と協同で年2回開催している公開講座です。

今回は、適塾記念センターのスタッフも2名お話しさせていただきました。

1月29日(火)18:30~20:00

「戦前大阪の工業教育」

澤井実教授(経済学研究科、適塾記念センター兼任)

i-spot 20130129

2月27日(水)18:30~20:00

「浪華で学んだ俊英たち―適塾の門下生を中心に」

福田舞子特任研究員(適塾記念センター)

i-spot 20130227

両講座とも、共通テーマ「なにわのマンパワー」に沿って開催されたものです。

会場となったアイ・スポット(淀屋橋odona 2階)には、旧愛日小学校や懐徳堂、適塾の歴史を解説したパネルが常時展示されています。

ご参加の皆さんもとても熱心で、講座内容はもちろん会場の様子からも「なにわのマンパワー」がひしひしと感じられました。

来年度以後のi-spot講座は、大阪大学21世紀懐徳堂のホームページで適宜公開されます。

大阪大学21世紀懐徳堂 イベント情報

こちらも是非ご覧ください。


国立公文書館所蔵資料展 「国立公文書館が大阪大学にやってきた」

2013年2月21日

国立公文書館所蔵資料展 「国立公文書館が大阪大学にやってきた」が、明日より3月9日(土)まで大阪大学総合学術博物館 待兼山修学館にて開催されます。

    • 詳しくはこちらをご覧ください。

    国立公文書館所蔵資料展「国立公文書館が大阪大学にやってきた」開催のお知らせ


    内覧会に伺いましたので、一足先に様子をご紹介します。

    エントランス

    展示は以下の4部構成になっています。

  • 第Ⅰ部 国立公文書館ってどんなところ?
  • 第Ⅱ部 あれも、これも公文書
  • 第Ⅲ部 公文書にみる大阪
  • 第Ⅳ部 大阪大学の歴史と公文書
第Ⅰ部
博物館での展示ということで、第Ⅰ部では、公文書館の機能について丁寧に説明されています。
ここには大日本帝国憲法や日本国憲法のレプリカ、「民選議院設立建白書」の原本など教科書に載っているような有名な資料が展示されています。
第Ⅳ部
第Ⅳ部では、大阪大学の歴史に関する公文書も展示されています。
第Ⅱ部
「こんなものも公文書?」という資料も。
詳細な展示解説パンフレットも配布されています。ぜひお運びください。
あわせて、博物館2階の適塾の展示もご覧いただけましたら幸いです。

適塾記念センターシンポジウム開催 【2012年度】

2013年1月13日

2013年1月13日(日)中之島センター佐治敬三メモリアルホールにて、適塾記念センターシンポジウム「「鎖国」のベールの裏側で~ケンペルとその時代の日欧交流にせまる」が開催されました。

本シンポジウムはオランダ学研究部門発足を記念し、同研究部門が企画したものです。

当日は約180名にご参加いただきました。

講演1「ケンペルの来たころ―元禄期の出島・長崎・日本ー」

松井洋子教授(東京大学史料編纂所)

講演2「ケンペルが見た日本、ヨーロッパが見た日本」

中直一教授(言語文化研究科)

講演3「肥前窯業史におけるオランダ貿易の位置づけ」

野上健紀氏(佐賀県有田町歴史民俗資料館主査)

3名の専門家による講演のあと、講演者とファリシテーター・古谷大輔准教授(言語文化研究科、適塾記念センター兼任)による鼎談とが行われ、江戸時代の日本とヨーロッパとの交流の歴史について、様々な角度から考察されました。

シンポ 2013.1.13

古谷准教授、松井教授、中教授、野上主査による鼎談の様子

(朝日新聞社提供)


2012年度適塾記念講演会開催

2012年11月28日

11月28日(水)18:00~20:00、中之島センター佐治敬三メモリアルホールにて適塾記念講演会が開催されました。

今回は適塾記念センター オランダ学研究部門の企画による講演会が行われました。

平野総長による挨拶

平野総長からの挨拶

【講演1】「新蘭学事始~今、オランダに学ぶこと」

松野明久教授(国際公共政策研究科)

松野先生

【講演2】「シーボルト・コレクションの歴史的意義と適塾の役割」

塚原東吾教授(神戸大学大学院国際文化学研究科)

塚原先生

現代のオランダ社会から日本は何を学ぶべきか、また、シーボルトの標本採集が日本の学者に与えた影響や母国での様子など、江戸時代から現代へと繋がるオランダと日本との交流について、多くを学べる場となりました。


阪神奈大学・研究機生涯学習ネット「公開講座フェスタ2012」開催

2012年11月7日

11月5日(月)から11月22日(木)にかけて、阪神奈大学・研究機関生涯学習ネット「公開講座フェスタ2012」が開催されました。

適塾記念会も同フェスタに参加しており、澤井実教授による講義「戦中戦後日本の研究開発」(11月7日(水)19:00~20:30)が行われました。講座では、戦時中の科学技術が継承される過程を詳細に解説され、今日のナショナル・イノベーション・システムについても言及されました。

公開講座フェスタ2012 澤井先生

講義を行う澤井教授