活動日誌
6月2日(日)、適塾見学会<夏季>が開催されました。
適塾見学会は、適塾記念会の会員を対象に、毎年夏季と秋季の二回開催しているものです。
本年度の第一回目(夏季)は、「適塾とその周辺の史跡をたずねる」と題し、村田路人大阪大学大学院文学研究科教授(適塾記念センター兼任)の案内・解説で、愛日小学校跡や大阪倶楽部、除痘館(古手町)跡などを見学。
今はオフィス街となっている北浜一帯に残る史跡を、休日の静かな雰囲気のなか散策しました。
大阪倶楽部前での解説の様子
リニューアルした適塾展示についても丁寧に解説されました。
適塾2階塾生大部屋での見学の様子
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
大阪大学の広報誌『阪大NOW』No. 136(2013年4月)にて、適塾特集が掲載されています。全文をPDFで読むことができますので、下記ページからぜひご覧ください。

2013年は、緒方洪庵の没後150年、および適塾の創設175周年にあたります。この記念の年にあたって、適塾記念センターでは、本年4月より適塾の常設展示をリニューアルいたしました。展示資料を大幅に増やし、解説パネルも一新して、より見ごたえのあるものになりました。
近世大坂の町屋遺構としても、現存する蘭学塾としても貴重な史跡である適塾。多くの方に訪れていただき、その雰囲気を感じていただければ幸いです。
教室(受付前)の様子
各展示コーナーの展示資料・解説も、より充実したものに
適塾の雰囲気に見合った、落ち着いた展示を目指しました
なお、一部の資料修復およびレプリカ作成は(公財)朝日新聞文化財団文化財保護助成によるものです。
去る2月27日(水)、2012年度後期の大阪大学21世紀懐徳堂i-spot講座が終了いたしました。
i-spot講座は、大阪大学が大阪市計画調整局と協同で年2回開催している公開講座です。
今回は、適塾記念センターのスタッフも2名お話しさせていただきました。
1月29日(火)18:30~20:00
「戦前大阪の工業教育」
澤井実教授(経済学研究科、適塾記念センター兼任)
2月27日(水)18:30~20:00
「浪華で学んだ俊英たち―適塾の門下生を中心に」
福田舞子特任研究員(適塾記念センター)
両講座とも、共通テーマ「なにわのマンパワー」に沿って開催されたものです。
会場となったアイ・スポット(淀屋橋odona 2階)には、旧愛日小学校や懐徳堂、適塾の歴史を解説したパネルが常時展示されています。
ご参加の皆さんもとても熱心で、講座内容はもちろん会場の様子からも「なにわのマンパワー」がひしひしと感じられました。
来年度以後のi-spot講座は、大阪大学21世紀懐徳堂のホームページで適宜公開されます。
こちらも是非ご覧ください。
国立公文書館所蔵資料展 「国立公文書館が大阪大学にやってきた」が、明日より3月9日(土)まで大阪大学総合学術博物館 待兼山修学館にて開催されます。
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- 詳しくはこちらをご覧ください。
国立公文書館所蔵資料展「国立公文書館が大阪大学にやってきた」開催のお知らせ
内覧会に伺いましたので、一足先に様子をご紹介します。展示は以下の4部構成になっています。
- 第Ⅰ部 国立公文書館ってどんなところ?
- 第Ⅱ部 あれも、これも公文書
- 第Ⅲ部 公文書にみる大阪
- 第Ⅳ部 大阪大学の歴史と公文書


